『あなたの得意技は?』 事業再生の時にいつも私がお客様にする質問です。
再生時はまず
資金の流れを調整するとともに、その企業様に入ってDD(デューデリジェンス)
という
事業や財務の現状把握などの詳細な調査を行い、企業の状況を検証します。
事業DDでは、やSWOT分析といわれるようなビジネスモデルの分析などを行い、
自社の強み・弱み・機会・脅威などを拾い出すのですが、いわゆる「自社の強み」と
いうのは、一言でいうと『あなたの得意技は?』ということになります。
どんなサービスを売っている会社なのか、を顧客に分かりやすく説明する必要があります。
少子高齢化で人口が減っていく中、なぜお客様がうちに来てくれるのか、そこには必ず
理由があります。どんな会社にもあるはずです。
自分や自社を棚卸して、「うちはこういうやり方で飯食っていきますよ。」といったことを
債権者にも分りやすく、かつ顧客目線で訴えていくことが必要です。
事業再生とは、
BS再生(債務圧縮)とPL改善(売上向上)を行い、
利益を出し借金の返済原資を生み出すことをいいます。
そして再生時には【現実の売上】あるのみで、スタート時の勢いが大切です。
理屈や理想論は言っている場合ではありません。それらを数字に落とし込みます。
これからは日本の人口は減っていきます。
差別化と
競争優位性が必要です。
安くないと売れません。そして
安いのに品質がしっかりしていることが求められます。
「何故たくさんあるお店の中で、お客様はうちを選んで
来てくれるのか??」答えは必ずあります。自分を見つめ直し、それらを見つけていくことが
真の再生への道標です。